明治30年(1897)にド・ロ神父の指導で敷地が造成され、同32年(1899)から建設計画が進行、大正9年(1920)に完成した、遠藤周作の小説『沈黙』の舞台ともなった黒崎の地に建つ教会です。聖堂は信徒が奉仕と犠牲の結晶として一つひとつ積み上げたレンガで造られています。煉瓦造、平屋、桟瓦葺(さんかわらぶき)の簡素な構成が煉瓦の美しさを際立たせており、深い奥行を持つ内部はリブ・ヴォールト天井と呼ばれ、ステンドグラスが印象的です。付属する鐘楼は隠れキリシタンの帰依を願って設置されたもの。教会内は一般公開されていますが、見学には十分な配慮をお願いします。
教会は信者の皆さんにとって大切な祈りの場です。見学の際は教会でのマナーをよく守り、お互いが気持ちよく過ごせるように心がけましょう。
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住所 |
長崎県長崎市上黒崎町26 |
拝観料・入場料 |
無料 |
見学時間 |
見学の際には事前に予約をしてください。
見学時間 9:00~17:00
※ただし、ミサ、冠婚葬祭等により見学できない場合もあります。 |
休館日 |
特になし |
アクセス |
黒崎教会前バス停から徒歩2分
バス/長崎駅前バス停からさいかい交通(長崎バス)「大瀬戸・板の浦」行きに乗り、黒崎教会前バス停まで約60分
車/長崎駅前から約50分 |
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